shocking blue
もしやの今年初ブログな、ココ大阪のワタクシです。
インスタとフェイスブックはほとんど毎日更新してますが(連動してるので、中身は一緒)、こちらはあまりの更新しなさすぎで、お叱りを受けるほどです。
ブログは書く内容を精査してるので、実は1時間以上かかってます(笑) でもなるべく更新していきたいですし、SNS系をされてない方にも楽しんで頂ける様に、内容は重複するかもですがこちらにもアップしていきます。
さて、トルクのお話です。
自分で整備する方なら、一度は気になるトルク管理。 トルクレンチを使って、ボルトの締め付け力を管理する方は多いですよね。 しかし正確なトルクで締め付ける手順を、ほとんどの方は知りません。
ただトルクレンチで、ボルトを締めるだけではダメです。下準備が必要です。
まずはボルトのネジ山は、オスメス側共にゴミを清掃して、ネジ山にグリスを塗ることです。 忘れちゃいけないのが、ボルトの座面やワッシャにも、グリスを塗る事です。 そうする事で、面に均一にトルクがきります。
ゴミが噛んでると、そこに力が集中して正確にトルクでネジを引っ張れません。トルクレンチで計測しても、所定の値より大きくでたり小さくでたりします。 大きくなると破損につながり、小さいと固定できずにずれたりします。 ですので清掃、グリス塗布は必須です。
その作業をしないなら、トルクレンチは持ってるのも無駄になります。
 自転車のパーツには、このようにトルク値がプリントされたものがあります。 自分で組まれる方で、その数値でトルクレンチ使って閉めたのに壊れたという方がおられます。 よく見て下さい。 MAXです。最大値です。 このトルクで締めろじゃなくて、ここまでだよって事です。 最大値で締めると、ハンドル部など瞬間的に力のかかる部分は、その値を越えてしまう時があります。 なのでちゃんと固定できるなら、その数値以下が理想です。
滑り止めグリスを使うと効果あります。 もちろん、前回書いた事をして、正確なトルク管理してればですが。
キツキツの細かい事はワタクシも言いませんし、完璧に作業出来てるかと言われると困りますが、ちゃんとしないで自分でやった知らない人から、何でやねん!って質問の電話くると腹立たしくもなりますんで。
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