激走!その先に見えるのは?~その弐~プラス
やや涼しい中にも蒸し暑さが感じられてきた、ココ大阪のワタクシです。
さて、今回は前回の淡路島走らニャイ会の続きです。 その前に気になる方には気になるお話を一つ。
タイムの生産がスロバキアに移動すると言う事で、本国生産ではなくなり残念と感じられている方も多いと思います。 しかし生産拠点移転には、ちゃんとした理由があったのです。 ロシニョールの傘下に入ってから、大きくなった新社屋でも生産が追い付かない(できない)状況が続き、やむなく移転したのが真実です。
フランスは日本よりも更に労働時間の制限が厳しく、もともと生産に時間がかかるタイムフレームが全く生産できない状態が近年続いてきました。 そこで言い方は悪いですが、フランスより労働基準が緩やかな、地続きのスロバキアに拠点を移して”本来”のタイムの生産を行おうとなったそうです。 ニュースなどで見るとフランスでは、黄色いベスト運動などが多発しています。それってワタクシとしては、給料上げろ、でも休みくれ!に見えるので、そんなんではモノづくりはできませんよね。 もっともフランスの方全員がそういう方ばかりではなく、一部の方かと思います。
それでも暴動やデモが起これば社会生産が停止してしまうので、ただでさえ時間のかかるタイムフレームの製作が滞るのもしかたありません。 スロバキアにはタイムの技術者も数多く帯同するので、恐らく技術的には問題ないでしょう。 様はクォリティコントロールできるかどうかです。オルベアなどは中国で生産していた時、クォリティコントロールがしっかりされていたので、はっきり言ってここ数年のスペイン生産モデルよりも、しっかりと作っていました。 なので、タイムフレームもたっぷりと時間をかけて、より良いものが生産されるものと、ワタクシは確信しています。
余談ですがタイムの取り扱い代理店ポディウムさんがオルベアの取り扱いをやめたのは、世間で言われている様な理由ではなく、本国に戻ってから(そのころに会社トップが変わった)の対応がひどく、その対応に追われて他の業務が滞ってしまい、いくら改善を要求しても一向に聞き入れられず、止む無く取り扱いを止めたそうです。 ポディウムさんにしても断腸の思いでの決断でしょうが、日本のユーザーのための英断と思います。 オルベアのスモールパーツについてはポディウムさんがまだ在庫をお持ちのものもありますし、できるだけは対応して頂けるとの事なのでご安心下さい。
しかしネットの情報って怖いですね。同じくポディウムさんが取り扱うカレラが倒産したとか、根も葉もない噂が流れたりもしましたが、結局は社長交代に伴い会社を新しく興したというのが事の真相です。
そうそう、タイムはペダルに関しては生産はそのまま、フランスで行うそうです。 もっとも、クォリティコントロールさえしっかりしてくれれば問題ないし、より良くなっていくとワタクシなぞは思っておりますので。
さて、これからは淡路島in走らニャイ会の最終章ですが、今後こう言った走行映像や、商品説明なんかもできるものは動画でやっていこうと考えております。 文章じゃ伝わりづらい事もありますし、ワタクシという人間がどういったヤツなのか、より感じて頂けると思います。 乞うご期待!です。
今回の動画は走っているより、それ以外の映像が多いです。 残念ながら最後はアクションカメラのバッテリー切れで、一番景色のいいところが撮れませんでした。
次回からはそういった点も含めて、もっと楽しんで頂ける様に改善していきます。
走らニャイ会in淡路島~その弐~
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