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アウグーリオの楽園的、ノーテンキ日記
大阪の下町、長居でのんびり、ゆったり営業している自転車店です。
刻(とき)を超えろ!MarkⅡ

こまめにブログをアップしようと思い、はや三日。毎日するつもりはないけど3連続投稿してまた間が開くのかと、自問自答するココ大阪のワタクシです。

昨日に引き続いて、どうでもいいけどちょっと面白いかもなよもやま話です。
xp-ic2ti.jpg
今回はタイムのペダルについてです(画像は右が2世代前のアイクリップペダル、左が現在も併売されているエクスプレッソペダル)
簡単に言うと、タイムのペダルはフローティング機構を搭載していて、他メーカーのペダルよりも膝や足首など間接(足)に優しい作りになっています。

フローティング機構とはペダルにクリートははめた時にある”遊び”の事を指します。シマノやルックは先端部分を起点にして後部が左右に振れて足への負担を逃がす様になっていますが、タイムは先端起点ではなく、どこも固定せずに左右、回転方向にフリーに動く様に作られています。
xpro12-1.jpg
画像左下が現在最新鋭モデルのXPRO、右上が併売されているエクスプレッソペダル)

古い順にアイクリック、エクスプレッソ、XPROとなりますが、進化するごとに踏み面が広くなっていきます。
アイクリックの時はそうでもありませんでしたが、エクスプレッソにモデルチェンジした際は当時もっとも広い踏み面と言われたスピードプレイに引けを取らないと、ワタクシは感じました。

踏み面が広いとどうなるかというと、広い分だけ足裏とペダルの接地面が多いのでそれだけ安定してペダルを踏めるのです。
安定してというのは、接地面が狭いと足首やひざ、股関節がグラついて安定せずに、真っすぐなペダリングができないのです(つま先立ちをイメージしてもらえればわかりやすいかと思います)
真っすぐペダリングできないと、その分ペダルに力をかけれずに逃げてしまうので、力をロスしている事になります。

比較すると古いアイクリックは踏み面の一番広い部分が実測約53mm、エクスプレッソが約62mm、最新のXPROはエクスプレッソとほぼ変わりませんが、よく見てもらうと判る様に、接地面のえぐれている部分がエクスプレッソより少なくなって面積が増えているので結果、踏み面が大きくなっているのとイコールになっています。

あとタイムのペダルはアイクリックから、クリートの装着が非常に簡単で、堅い、入れ易いで考えるとスピードプレイが最も入れづらく(堅い)、その次にシマノが硬く、ど真ん中がルック、そしてタイムが一番入れ易いです。
アイクリック、エクスプレッソまではホントに軽く”カチ”っといった感覚で、シマノに慣れていると”ホントに入ったの?”って感じですが、XPROはもう少し”クリック感”があります。

あとタイムのクリートは他メーカーに比べて減るのが早いと思われていますが、実際早いです。
ただしそれは使い方によるもので、止まって足を地面に降ろす時、少しだけまだスピードが出ている状態で、”ガリ”っといった感じで足を着いたり、スタートする時に地面を足で蹴りながらスタートすると、やたら減るのは早いです。
それをしなければ減りは普通です。
ワタクシなどは一体、いつ変えたのか分からないの間使えます。
詳しい事は、店頭でお聞きいただければご納得頂けるかと思います。

他にもグレードが番号で表現されてるけど、違いは何?とかあると思いますが、細かい事書くと長くなるので、知りたい方は店頭でワタクシに直接訪ねて下さい。
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