かかってこいよ!
今年はなにか冬が駆け足で去ってしまったような、ココ大阪のワタクシです。
さて、22,23.24日は、TIME-タイム-ALP D"HUEZ-アルプデュエズ01の試乗会を店頭にて行います。 24日(日)には講師にお越し頂いての、ポジション講習会を行います。
アルプデュエズ01の試乗には、誓約書をお読み頂いてサインして頂いた方のみとなります。 転倒などによるケガ等には、当店は一切責任を負いませんので、ご自身で保険にご加入願います。 また故意ではない自転車(パーツ)の損傷等があった場合も、実費請求させて頂きます。
フラットペダルはご用意できますが、ビンディングペダルをご希望の場合はお持ち頂くか、お乗り頂いた自転車のものを移し替えさせて頂く事が可能です。
ポジション講習会は、他ではレクチャーしてもらえない内容となっております。 一昨年まで1日かけて行う実走行でレクチャーを行っていたのですが、今回は実走行無しの簡易版です。 簡易版とは言っても、ただポジションを合わすのではなく、骨格の正確な使い方からのレクチャーとなるので、”正しい体の使い方”を知る事ができます。 また自転車だけでなく、普段の体の使い方にもそのレクチャーは及ぶので、立ち仕事などで腰痛を抱えている方などには、今後の生活でかなり役に立つと思います。
自転車に乗るだけでなく、普段の生活の健康も当店はできるだけサポートさせて頂きたいと思っております。
今日のブログタイトルはある歌のタイトルをもらいましたが、アルプデュエズに関しては乗ってから意見を言ってくれ、ポジション講習会に関しては受けてから感じてくれという思いを込めています。
さて、ここからはメンテナンスに関しての事です。
 このパーツはフリーボディといって、リヤホイールにカセット(ギヤ)を装着する部分です。
カセットを締め付けるロックリングに隠れているベアリングが錆びて、その奥のグリスにまで錆色がまわっています。
長期にわたってメンテナンスを行わない場合に見受けられる事もあるのですが、ここまでのものはなかなかお目にかかりません。 しかし、今回のものは比較的、短期間メンテナンスを行っていない車両のものなのです。
原因は一つ、強力な洗浄剤を使ってチェーンやスプロケットを何度も洗うとこうなります。
当店でもこれまでに数件あったのですが、ネットでチェーン洗浄にはこれが一番という、あるメーカーの洗浄剤を使い続けるとこうなってしまいます。 その洗浄剤を使うのが悪いのではなく、こうなる前にメンテナンスを行わない事に原因があります。 強力な洗浄剤を使い続けると、塗装やプラスチックを侵してしまいます。またハブなどに浸透していき、内部のグリスをその強力な洗浄力で流しさってしまうのです。 後に残るのはグリスのカスと、むき出しの鉄部分だけ、これでは錆びてくれと言わんばかりです。
ハブ部に直接洗浄液をかけていなくても、クランクを回しながらチェーンにスプレーしたりチェーン洗浄機を使うと、チェーンにまとわりついた洗浄液が流れ落ちる前にギヤ部分に回ってしまい、結果ハブ部にも滴り落ちていくのです。
やはりチェーンやギヤだけでなくメンテナンスに必要なものは、それ用に開発されたものが一番です。洗浄力はそれ以上のものはいくらでもありますが、適材適所という言葉もあるくらいなので、やり過ぎはよくありません。
またネットでの情報にはよく判る様で判っていない場合もありますし、文面に表現されていない作業もあるのです。 動画をみたり本を読んでその通りにできるのなら、ワタクシの妻はとうの昔に三ツ星シェフになっているでしょう(笑)
生兵法はケガの元、と言う事もありますし、そこまでならなくてもせっかくメンテナンスしているつもりが、別の部分を悪くする事もあるので、やはり餅は餅屋にお任せいただきたいものです。
スポンサーサイト
|