水無月のお知らせ
6月は梅雨が明けて水が涸れるから水無月というのは実は俗説で、ホントは諸説様々あるんですよとウンチクをたれるワタクシです。 まずは6月の営業予定のお知らせです。 急遽予定変更がありましたら、またブログでお知らせしますが、まずは予定という事で。
 画像をクリックして頂くと、大きく見れます。
さてお次は納車させて頂いた、お客様の自転車のご紹介です。
 ORBEA-オルベア- ONIX-オニキス- 5800系105組です。
オルベアはヨーロッパ最大のメーカーで、昔は銃なども製造していたらしいのですが、それがゆえかアルミフレーム全盛の時代では、本来はパイプメーカーに戻して焼き入れ(って言っていいのか)する行程も、自社でやっていたほど技術力のあるメーカーです。
 シフトワイヤーの取り回しは独特です。このオニキスは古いモデルですが、こういう取り回しの仕方はオルベアが先鞭をつけたのではないでしょうか?
 作りはケレン味のない(はったりやごまかしの無いという意味)、質実剛健な出来栄えです。
それだけにデザインに凝ったモデルと比べると見た目はパッとしませんが、実はコイツすごく素性が良くて、パーツなどの味付けですごく乗り味が変わります。 全体として素直な乗り味で全くクセがなく、自分の意思の通りに自転車が動き、手の平の上で操ってる感覚で楽しいです。 ホイールをアップグレードすれば、更に面白さがまし、ドンドン走る楽しみが増す、最近には珍しいモデルです。
自転車の楽しみは何かと聞かれると、操る楽しさとか自力で進む達成感などが挙げられますが、ワタクシはもっと感覚的なものではないかと感じています。 ペダルを漕いだ瞬間から頬に感じる風は、その瞬間で刻々と変わり、その先に感じるものに否応なく期待が募ります。
例え同じコースを走っていても、感じる風はその都度違い、新しい感覚を味あわせてくれる、そういった”ワクワク”感が自転車の楽しみだと、ワタクシは考えております。
ストイックに走る、速く走る事も醍醐味の一つですが、あくまでも”一つ”です。 乗りたくなる、知らない場所に行きたいといった、”ワクワク”感を皆さんも感じて下さい。
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