アウグーリオの楽園的、ノーテンキ日記
大阪の下町、長居でのんびり、ゆったり営業している自転車店です。
ライディングの勘所-壱式 下り編 舵角を阻害するな!-

随分ご無沙汰なブログのワタクシです。

入荷商品の事や色んなヨモヤマ話を書きたいと思いながら、夏の疲れか今一つやる気が起こらず、阿川佐和子さんみたいな素敵な方に”やる気スゥイッチ”を押してもらいたいと妄想しております。

そんな妄想の日々を過ごしながらも、さすがに色々とお伝えしたい事が溜まってきたので、仕方なく自分でやる気スゥイッチを押してみました。

今日のタイトル、ライディングの勘所ですが、今までは敢えてブログでは書いてこなかったより安全に気持ちよく走るためのシリーズとして、不定期に掲載していきたいと思います。
ただ、文章表現力が無いのであまり詳しくかけません。詳しく知りたい方は当店のレクチャー(簡易式、無料)か、講師を招いて協賛で開催するトレーニング講習会(有料、予約制)にご参加ください。

また、このシリーズの内容は、今までワタクシが経験、研究してきた事に基づいておりますので、他の方々(プロ選手やライディング本など)と違う表現、内容となっている事もあります。
それらはご自身の判断で取捨択一して頂きたいと思いますので、コメント等でご意見、反論を頂いても当方は一切、返信いたしませんのでご了承ください。

医学や科学技術は、日進月歩と言われています。去年の常識は今年の非常識、ライディング理論もそれらの進歩に伴って変わってまいります。
あまり硬く考えずに、参考程度にお読み頂ければありがたいです。
さて、お客様と走りに行った時などでよく聞くお話で、”楽に走りたい””速くはしりたい”というのが大半を占めますが、それらができないと火急なほどに、安全性を損なうものではありません(体を痛めるペダリングや乗り方は別ですが)
体の出来上がり(筋肉や呼吸器系など)の向上に伴って、ポジションを変えていってだんだんと速く、楽に乗れる様になってきます。

ただし乗車するうえでの安全面は別です。早急に体得して頂かないと、最悪命にも関わる事なので、このシリーズでは安全に乗れる事をメインに書いていきたいと思います。

色々あるのですが、先日一緒に走ったお客様やそれ以外の方々にも多く見受けられる”下りの克服”について今回は書いてみます。

とまぁ、前置きだけで長いですが、本題はここからです(笑)
下りで恐怖を感じるのは、1:直線でスピードが出すぎる、2:コーナーを曲がれずはみ出す があります。
1は適時ブレーキをかければスピードを落とす事は可能ですが、2ではそうもいきません。下りでスピードが上がっているので、コーナー侵入時に適切なスピードに落とし、尚且つ”曲がらなければ”いけないからです(コーナリング時にブレーキをかける事は、基本的にはしない方がいいです)

この”曲がる”事が”怖い”というのは、多くの方が”曲がりきれなくて怖い”となっていると思います。

コーナー手前で適切なスピードに減速しているのに、どうして曲がれないかを先にいうと、自分で”曲がらない”様にしている方がほとんどなのです。

下りが怖い、曲がれないと思っている方は自分が走っている姿をイメージしながら読んで頂きたいのですが、下りで上がったスピードを減速させる時に前方方向に掛かる力は、平坦路以上です。なおかつ、斜度があるので自分の体重(重力)も、分散している力のベクトルの一つとしてかかります。
その時、体を支えるために両腕は”真っ直ぐ突っ張って、体重(重力)とブレーキングによってかかる前方向きの力に対抗しています。

ここなのです。減速を終了し、コーナーに進入する際も腕を伸ばしたままだと、自転車が自ら曲がろうとする力を打ち消してしまっているのです。
前後にタイヤが2個付いている乗り物は、曲がろうとする方向に車体のバランスを傾けると、ハンドル(フロントホイール)がその方向に切れ込んでいきます。これを舵角(だかく)といいます。

試しにサドルだけに手をかけて自転車に並走して歩いている時に、曲がりたい方向に車体(サドル)を傾けてください。そうするとハンドル(フロントホイール)はその方向に切れ込んで、自転車が勢い良く曲がろうとしていきます。

舵角が付く(車体が傾く)事によって、真っ直ぐ進む力を曲がる方向に持っていくのですが、腕を突っ張ったままだとハンドルを真っ直ぐ前に向ける力がフロントホイールにかかり、結果として舵角が付く事を阻害して曲がれなくなっているのです。

もちろん他の要素もあるのですが、それはおいおい説明するとして、まず第一に”自分でハンドルを真っ直ぐ前に向けている”ので曲がっていかないという事を認識して下さい(舵角を阻害しないのに曲がれない場合は、あとで説明する理由で曲がれない)

しかし腕を突っ張らないと、高いスピードによって加わる前方へのベクトルに抗しきれません。
では、どうすればいいのか?大前提として、コーナーに侵入するまでに十分減速する事が必要なのですが、ブレーキレバーをリリース(放す)と同時にコーナーに侵入していくのですが、リリースすると際に軽く、ほんのちょっとでもいいので軽く肘を地面の方向に曲げて下さい。
こうする事で体の無駄な力を抜き(これは次編でのお話で重要なポイント)、肘を曲げる事でフロントホイール(ハンドル)に舵角が付く事を阻害しない事ができます。
もっというなら、ほんの少し姿勢が前下がりになる事でフロントタイヤに加重がかかり、タイヤを地面に押し付ける事でグリップ力をあげる事ができます(ただし、やり過ぎるとグリップの限界を超えて滑ります)

さてここで問題が出てくる方も居られます。肘を曲げたくても、曲げられない場合があります。
お尻をすごく後に(サドルの後端より極端にはみ出す位)ずらしている(体と腕が後に引っ張られる)と、肘を曲げたくても曲げられないのです。
よくブレーキング時に極端にお尻を後にずらすという(お腹がサドルに乗っかる位)方法が紹介されていますが、ロードバイクの場合真っ直ぐな道で急停止する時などはまだしも、そんな状態でコーナーを安心して気持ちよく曲がれる訳はありません。
なのでお尻はずらしても、サドル後端からわずかに出る位がいいですし、コーナー進入時にはできる事ならまっとうな座る位置に戻した方がいいです。

これらの練習はイメージして反復して貰えれば、すぐにできると思います。下りでいきなりやるのは危険なので、それこそ交差点を曲がる時や、人や車の少ない四つ角を曲がる時でもできますし、なんだったらママチャリでやってもらってもいいです。

上記の”曲がれない”が”曲がれる”様になると、平坦路などで普通に走っている時でも、マシンの挙動変化に敏感になり結果、安全に走る事につながります(一連の動作はマシンコントロールに必要な、人間の行う姿勢制御なので)

今回は長くなったので、まずはコーナーアプローチから書きましたが、次編はコーナーに侵入する際(ブレーキレバーを放した時)からコーナリング中にかけてを書きたいと思います。
でも、次は商品紹介するかも(笑)気になる方は気長に待って頂くか、店頭で聞いて下さい。メール等ではお答えしませんのであしからず。



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Author:アウグーリオ
大阪の下町、長居で営業しているロードレーサーメインのショップです。
気楽に楽しく乗って頂ける様に心がけていますので、ぜひ一度ご来店下さい。
住所:大阪市住吉区長居2丁目10-32
電話番号:06-6696-5501
営業時間:11:00~20:00
定休日:木曜日


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