現状ディストラクション
随分とブログ更新の間があいてしまいました。特に凄く忙しい訳ではない、ワタクシです。
色々とタイムの入荷やその他の事なんかをお伝えしたいのですが、順番にできるだけ次の間が少ない様に、このブログに上げていきますので気長にお待ち下さい。
本日は前回のブログでお知らせした、DEANIMA-デアニマ-の試乗車のレポート(?)です(但し、あくまでもワタクシの私見ですので、話半分程度にお読み下さい)
 2週間前の寒風吹きすさむ中、比較としていつもの大和川~石川サイクルライン~南河内グリーンロード~どんづる峰~奈良県道30号コースを走ってきました。
本格的な山岳は雪雲がかかっていたので、アップダウンの多いコースを選択しました。
 前回のブログでもご紹介しましたが、なにせこのデアニマ、ドコモかしこも四角くて太い!さながら大昔の金属製の弁当箱をつないだ様なイメージです。 そんな極太フレームだけに、剛性バリバリのガッチンガッチンのフレームかと思いきゃトンでもない。路面にしっとり吸い付く様な、視界のブレの少ない快適な乗り心地でありました。
今回サイクリングにあたり、試乗車のボーラONEクリンチャー+グランプリ4000から、普段使っている自前のボーラウルトラ+コルサエリートチューブラーに換装していきました(出来るだけイコールコンディションにしたかったため) それらの相性もあるでしょうが、全体の感想としては、見た目に反して足に来づらいのがびっくりしました。
もちろんビッグギヤでムチャ踏みすれば、しっかり進む代わりにその分帰ってくる分も大きく、この場合はかなり足にきます。 しかし、適切なシフトチェンジとスムーズ加速をすれば、足にくる事はなくロングサイクリングにも適していると思います。
路面追従性、振動吸収性については前述の通りですが、しっとり感は絶大ですがタイムのアクティブフォークに慣れたこの身では、不快とまでは言えないまでも”あ~、この振動はアクティブフォークじゃ無いよな”という場面はありました。 でも、アクティブフォークを体感してなかったら、凄く秀逸とここに書いているレベルです。
 さて、山を越え谷をこえいつもの町にやってきました。 平坦では見た目からイメージする”ドカン”とした加速ではなく、”思ったとおりに”加速してくれました。 自分の力を吸い取る様にドンドン加速して、最後は力尽きるのではなく、狙ったスピードまで思い通りに加速し、自在に調節できる加速という感じでしょうか。 これはサイクリングなどで気持ち良く走るには、かなりいい感触です。
そして特筆すべきは、山岳でのその加速!見た目は平坦重視のフレームですが、坂が始りいつもの様に加速していくと、驚くほど軽やかに弾ける様に気持ち良く加速してくれました。 これ、正直ビックリしまして、口元が緩む位でした。
自分のタイム スカイロンと比べると爆発的な加速力は平坦ではスカイロン、登りの弾ける楽しさはデアニマといった感じです。 ただ、スカイロンとデアニマでは、同じ力で踏んだ時の出力特性(加速感や剛性感)が、感覚的に違うのでここはどちらがいいかとは甲乙つけがたいです。
それにしても新進気鋭のメーカーなのに、粗がなく逆にこんないい自転車が作れるなんて、本当に凄いメーカーだなぁと感心しました。
 このフレーム、完成車販売ですが、輸入代理店より組み合わせのラインナップが発表されました。
カンパニョーロ スーパーレコード+ボーラウルトラ35/50(クリンチャー/チューブラー) 税別1288000円
同 レコード+ボーラウルトラ35/50(クリンチャー/チューブラー) 税別988000円
同 コーラスEPS+ニュートロンウルトラクリンチャー 税別988000円
同 コーラス+ニュートロンウルトラクリンチャー 税別788000円
シマノ デュラエースDi2+WH9100-40クリンチャー 税別1188000円 WH9100-40チューブラー 税別1288000円
同 デュラエース+WH9100-40クリンチャー 税別988000円 WH9100-40チューブラー 税別1088000円
上記金額はコンポーネント+ホイールの他に、サドル、シートピラー、ステム、ハンドル、タイヤ、チューブも含まれています。 様はペダルが付いていない完成車価格ですが、ステム長、ハンドル幅以外は銘柄などはご指定頂けませんのであしからず。
あと納期ですが、小さい会社なのでオーダー決定から半年くらいで来たらいいなぁ~、と思える位とお考え下さい。
しばらくの間は当店に試乗車がありますので、興味のある方は見に来て下さい。
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