ペガサスの少女(笑)
ここのところタイムの事ばかり書いていたので、そろそろ箸休め的な事書こうかと思ってたんですが、昨日参加したタイムキャンプの事を書きたいので、タイムに興味の無い方にはとても申し訳ないワタクシです。
前回は限定RXRクロノフレームの事が書きましたが、その他のモデルとタイムのコンセプトを、今回は紹介します。
 まずはトップモデルであるSKYLON-スカイロン-ですが、マイナーチェンジを施され名前もSCYLON-サイロン‐と変更されました。 画像はオプションカラーですが、見た目は全くと言っていいほど変更はありません。
 KがCに変わった(笑) レギュラーカラーの他にオプションカラーもあります。詳しくは総代理店のポディウム社のホームページをご覧下さい。
その他の具体的な変更点は、BB周りの剛性がちょこっと上がった(5%位)、画像のものはまだ装着されていませんが、アクティブフォークが少しスリムになる予定との事です。 ワタクシが乗っている2009モデルのロードRXRが、RXR-Sにマイナーチェンジしたみたいな感じですね。
 そしてディスクブレーキ仕様の、サイロンディスク。
気になるお値段ですが、サイロンアクティブトランスリンク(シートピラー一体型)は、お値段据え置きとなっており600000円(税抜き)となっています。 アイゾン、フルイディティも価格は据え置きとなっていますが、ここで大きな違いがあります。
アクティブフォーク付きは各モデルとも、シートピラーはトランスリンクしかなく、ノーマルフォーク仕様はシートピラー別体式モデルしかありませんでした。 2017モデルでは各モデルに、アクティブフォーク付きでトランスリンクタイプ、またはシートピラー別体式が選べる様になりました。 そのためアクティブフォーク付きでノーマルシートピラー仕様を選んだ場合は、サイロンでトランスリンクタイプより20000円ほどお安くなるので多少、割安感がでます。 シートピラーを上げ下げさせたいけど、アクティブフォークもつけたいといった方には朗報です。
そして以前このブログでも紹介した、タイムのテストベッドフレームの現物を見てきました。


 フレーム各所にセンサーを取り付け、実際にライダーに走行してもらいデータを取るテストフレームです。 それだけならここ数年、様々なメーカーがこれ見よがしに”我々はこんな事して、最高のフレーム作ってます”とアピールしてますが、驚くべき事にこのフレームで実際にテストしていたのは1988年ごろらしいです。
タイムが初のフレームを発売したのが1992年位だった思いますが、その4,5年前からこんな研究をしていたのです。 しかも実際に外で走行して、色んな走り方をライダーにさせたのですが、当時はデータをワイヤレスで送る技術がなかったので、シートピラー後のボックスにある差込ジャックに線をつなげ、隣を車で並走しながらデータととっていたそうです。 ジャックは今のPCとモニターを取り付けるような差込形でいくつもありましたが、途中で抜けたりしなかったのかと心配してしまうほどです(笑)
タイムのコンセプトは、全てのライダーにエクスペリエンス(喜び)を感じてもらう、そしてそれに相応しいモノを作る事です。
ライダーは走れば全て疲れます。疲れたライダーを助ける、タイムでしか味わえない自転車を作り続けているのです。
そのためにRTM製法、アクティブフォークと常に新たな技術を投入し、世界最高の自転車を世に送りだしているのです。
余談ですが自転車に乗っている時にライダーが感じる振動は、人間の体を余計に疲弊させる振動域なのですが、筋肉はもちろん内臓や肺まで、その振動で疲弊しパフォーマンスが落ちる事が判っています。 アクティブフォークはパフォーマンスを低下させる、その振動域をカットする最高のアイテムなのです。
そら、スカイロン買ってから走りに行く機会増える訳やよなぁと、ワタクシ事ながら改めて感嘆を禁じえませんでした。
他にもいろいろ説明したい事はありますが、長くなるので詳しくは店頭でワタクシに直接お尋ね下さい。
そうそう、今日のブログタイトルは少女繋がりですが、わかる人は少ないでしょう。 そしてペガサスに引っ掛けた意味が、もう一つあります。 それは、タイムに脈々と流れるその熱いパッションは、天駆けるペガサスの血だとワタクシは信じている事です(笑、これわかる人いるかなぁ~)
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