アウグーリオの楽園的、ノーテンキ日記
大阪の下町、長居でのんびり、ゆったり営業している自転車店です。
シルキー・マウ

今年は寒くなったり、急に気温が上がったりで、体が対応できずにまた体調崩すのが不安なワタクシです。

2016年より水、木曜日は連休を頂いておりますが、今週11日(木)は祝日なので営業いたしますので、よろしくお願いします。

さて、本日はニューモデルのタイヤのインプレッションです。
あくまでも私見でワタクシの乗り方で感じた事、と思って話半分程度に参考にして下さい。
fus5.jpg
vit-cors.jpg
2016年はタイヤメーカーの2大巨頭、VITTORIA-ビットリア-とHUTCHINSON-ハッチンソン-のタイヤがフルモデルチェンジしました。

どちらもほぼ全てのタイヤが変わりましたが、その中で特に有用なモデルについてワタクシなりのインプレッションを述べさせて頂きます。
ビットリア コルサスピードチューブラーとハッチンソン フュージョン5クリンチャーをテストしますが、まずは最初にビットリアから乗ってみました。

コンパウンドに独自技術のGRAPHENE-グラフェン-を採用した、チューブラー最上級モデルの軽量バージョンです。
うたい文句は”世界最速のタイヤ”です。

軽量バージョンでない通常のコルサをインプレに考えましたが、軽量モデルはえてして対パンク性が低いのであえて使用して普通に使えるのか試してみました。
sky-corsa.jpg
ホイールに付けたら、こんなイメージ(画像提供:酪農カフェ 酪 様)

車体&乗り手スペックです。
フレーム:タイム スカイロンアクティブ
コンポーネント:カンパニョーロ レコード クランク長170mm 50/39 12/25
ホイール:ライトウェイトマイレンシュタイン
ワタクシ:身長167cm 体重70kg(笑)

まずは推奨の最低空気圧ではなく、以前使用していたコルサCXと同じ前7.5bar 後7.6barです。
コースは大和川サイクリングロード~石川サイクリングロード~グリーンロード~紀見峠~どんずる峰コースです。
旧道の峠道もあり、県道もトラックが通るため荒れた路面の所も多々あります。

走り始めてすぐ気が付いたのが、路面状況等(ロードインフォメーション)が今までのコルサシリーズと違ってよく伝わってくる事です。
前モデルはビットリアの伝統にのっとり、しなやかにタイヤを路面に押し付けてグリップさせるので、よく言えばシルキーライド、悪く言えば腰砕けな感じで、路面状況がわかり辛い点もありました。
最新モデルはショック吸収性はよりマイルドなのですが、ロードインフォメーションも掴み易い硬質な感じも併せ持っています(乗り味は硬くない)

この空気圧でも判るほど、タイヤが”スルスル”と転がっていく感じです。転がるというよりは、前から紐で引っ張って貰ってるみたいで、登りでもそれは感じる事ができ”コレがニューコンパウンド、グラフェンの威力か!”とビックリしました。
ただ、コーナーでの接地感がやや希薄で、前モデルほど安心して下りのコーナーをクリアできませんでした。

ショック吸収性や転がる感じは最高なのですが、その点に不満が残ったので色々と空気圧を変えてみました。
メーカー推奨の最低空気圧よりやや高めの、前8.2bar、後8.4barに変更。

するとウソのように接地感が高まり、ハイスピードコーナーも全く不安が無くなりました。普通は空気圧が高くなると路面との接地面積が少なくなり、よりグリップが低くなるのですが、さすがしなやかさが売りのビットリア、コンパウンドというよりはケーシングの本領発揮という安定感がありました。

余談ですが各タイヤメーカーの表記でTPIというものがあります。これはタイヤのゴムの下にあるケーシングに使用されている繊維の数を表す表記で、この数値が高いほどより細く数が多くなりしなやかな乗り心地になります。
ビットリアはもうココだけって言う位の高い数字(コルサシリーズは320TPI)を誇り、独特のしなやかな乗り味を演出しています。

これはビットリアはコットン系のケーシング素材を使用しているためです。
化繊系のケーシングではここまで細く数を多くできないので、数値としては低いですが化繊系とコットン系の特性の違いによるもので、数値の高さが性能の絶対値の高さではありません(詳しくは、また別の機会に書きたいです)

話は戻って空気圧が前8.2bar,後8.4barが、ワタクシには一番良かったです。
ブレーキをかけた時の停止距離は短くなる、コーナーリングは安定する、なによりタイヤ自体がサスペションの様にしなやかに動いているがごとく、路面からの振動を吸収しながらロードインフォメーションも必要にして十分伝えてくれます。

ネックは荒れた路面の下りを50km位で下ると、ダンパーの効いてないサスペションの様に”ボヨン、ボヨン”と押さえが利かない感じがする位でした。

後日、前8.4bar、後8.6barとちょっと高めの空気圧にするとこの”ボヨン、ボヨン”は無くなりましたが、さすがにちょっとショック吸収が悪くなり、ワタクシには硬いと感じました。
これは体重などもかなり影響するので、万人に適用される訳ではありません。

皆さんが思っているより、タイヤの空気圧はシビアにリアルに走りに影響します。
フロアポンプの空気圧メーターは、大体のものが正確に表示しないので、専用のエアゲージでしっかり管理するのをお勧めします。

あとタイヤは乗り手の感性により、えり好みが大きく分かれます。
ワタクシはビットリアとハッチンソンとIRCが、自分には合っていると思ってますので、同じタイヤでも感じ方は違うと思って下さい。

最後に耐久性ですがコルサスピードチューブラー、わざと荒れた路面や路肩に溜まった砂利などにも突っ込んでみましたが、パンクはしませんでした。
但しパンクは運も大きく作用すると思っているので、あくまでもワタクシの走り方の中でと思ってください。

タイヤサイドは通常のコルサよりかなり薄そうなので、サイドカットには要注意です。

そしてタイヤの減りですが、まだ判りません。400km近く乗ったタイヤ表面を見る限り、思った以上に減りはしないという感じです。

このタイヤは驚きの高価格ですが、ヘタなホイールやパーツ類にお金を掛けるなら、タイヤにお金かけた方がよっぽど楽に速く安全に走れます。
いくら100万円の自転車でも、タイヤがヘボイと車体能力をスポイルします。

レース志向の方々が練習には安いタイヤというならわかりますが、そうでない方々には”毎回走る時が決戦”なので、タイヤには惜しみなくつぎ込んで頂きたいと思います。
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Author:アウグーリオ
大阪の下町、長居で営業しているロードレーサーメインのショップです。
気楽に楽しく乗って頂ける様に心がけていますので、ぜひ一度ご来店下さい。
住所:大阪市住吉区長居2丁目10-32
電話番号:06-6696-5501
営業時間:11:00~20:00
定休日:木曜日


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