木人拳
当店ではイタリアへオーダーするスチールフレームZULLO-ズッロ-や同じくイタリアのチタンフレームNAVI-ネービ-を扱っておりますが、こんな物もあります。
 木製自転車″もっくる”君です。 オール国産にこだわり、フレームの素材である木、ラグなどは生産される長野県産を使用しています。
これはプロトタイプになるのですが、更に改良を加えたものが現在受注生産されています。 乗り味(心地)は笑えます。
良い意味でですが、乗ってて″ウヒョヒョヒョヒョ”と、まるで金藤日曜さん並の楽しげな笑いをあげながら、疾走できます。 700cホイール、フロントシングル、リヤ内装7段(か8段)で、街乗りに快適です。
雑誌penの最新5/1号のハンドメイド自転車にも掲載されてます。
 かわいい女性がモデルだと、更にこの自転車が引き立ちます。
 左は製作者の安田マサテル氏、右は奥方です。
このカット、安田氏からこのアングルでと撮影しましたが、店主の拙い撮影でも良い雰囲気の物になりました。
さすがイタリア帰りの男は違います。
氏はご存知の方も多いと思いますが、大学を卒業して製作した初代の木製自転車を持ってイタリアへ自転車の旅にでました。 各地を放浪後、紆余曲折を経てなぜか自転車工房ズッロでその後8年間働き、現在は長野県に自らの工房を構え、様々な事にトライされています。
このもっくるもその一つで、地元長野ではメディアにも取材を受け、地産商品のイメージアップと言う事でかなり注目されています。 氏のブログmaso'sには、このもっくる以外にも、ズッロ時代の話や自転車の本当の楽しさがわかる秘話が山盛りです。
氏は本当に自転車を楽しんでおられます。もちろんズッロはかつてはツール出場チームにもフレームを供給していたこともあるので、氏はレースを否定しません。 でも、レースだけが自転車の楽しさじゃないんだよと、店主の言いたい事を明確に、アイデンティティ溢れるビルダーの視点からも書いているので、一度ご覧下さい。
もっくる君、当店でも受注しておりますが、価格はびっくりなので覚悟はしておいて下さい。
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