コンバージョン
冬になるとこの数年、冷気と乾燥でノドがやられて、喋ると咳きがでてしまう店主です。
最近はインフルエンザ?とか聞かれますが、そうではなくただ単にノドがかすれて咳きがでてしまうだけなのでご心配ナッシングです。
今日はお客様のご要望で、ロルフホイールのタイヤをチューブレスにコンバージョンしました。
ロルフホイールは、カンパニョーロやフルクラムホイールみたいに、2WAY-FIT(クリンチャーもチューブレスも両方使える)ではなく、本来はクリンチャーのみしか使えません。
ですが、ロルフ公認のSTAN'S NOTUBESコンバージョンキットを使用すれば、問題なくチューブレスタイヤを装着できます。
もともとチューブレスタイヤを使っていたので、やはりクリンチャータイヤの乗り心地とロードインフォメーションの掴みづらさがどうにも我慢できないとの事で、ロルフ本社に問い合わせしたところ、上記のキットを使えばチューブレスタイヤが使用できると回答をもらいました。
で、本日は店主も初めて、コンバージョンキット装着のはじまり、はじまり~です。
 キット内容は、リムフラップ面に貼るテープとチューブレスバルブ、パンク防止剤兼漏れ止めのシーラント剤です。
まずはタイヤとリムフラップを引っぺがして、リム面を綺麗に脱脂してからテープを貼ります。 この時、結構引っ張りながらやるので、親指が痛かったです。
 貼り終わったら、バルブ穴の部分のテープを穴の形に切り取ります。
 で、バルブを挿すのですが、右がキットのバルブ、左がカンパニョーロのチューブレス用バルブです。 形状の差もありますが、元々クリンチャー専用リムをチューブレスにコンバージョンするんで、四角より丸の形状の方が密着度は高いと思います。
 で、タイヤを取り付け、シーラントを入れたら完成です。 シーラント入れなくても空気漏れは無さそうですが、パンク防止もありますし、漏れの可能性は極限まで低くしたいので、ちゃんとシーラントいれました。
ここで注意点はロルフではハッチンソンのチューブレスタイヤしか、使用を推奨していません。 IRCやマキシスでは、やはり精度が低いので空気漏れがひどいからだと思います。
さて、これでチューブレスの乗り心地と高グリップ、そして長寿命を再び手にする事ができたので、お客様も安心安心です。
ところでコンバージョンキットという名称は、店主が勝手に言ってるだけなので、正式名称ではありません。 だって、この言い方の方が格好いいでしょ。
あと、ついでに新入荷のフレームを一つご紹介です。
 CARRERA-カレラ-の2012モデル NITORO SL-ニトロ SL-です。
昨年、低価格で標準性能を持つニトロの、改良進化版です。
 ニトロもいいフレームですが、更に強化改良を重ねてよりハードな路線に突っ走ってきました。 ちゃんとフロントフォークもついてますんで、ご安心を。
寒くて乗りづらいこの時期は、ニューパーツやニューフレームに交換する絶好の機会です。
シーズンが始まると、走る事に時間を割き勝ちになりなかなか新しい事にチャレンジできません。 あまり乗れないこの時期に、新たなシーズンに向けてニューフレームの新調は、絶対いいと思います。
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