チェンジ!ザボーガー!
今度、吉本の板尾 創路さんが主役で(2部構成で熟年期を担当)特撮の名作、電人ザボーガーが映画公開されるそうですね。 実は店主、板尾さんの雰囲気が好きでして、チラッと見た映画の予告で“チェーンジ!ストロングザボーガー、ゴー!”って叫んでる場面が以外にカッコ良くて惚れ直しました。(コスチュームやポージングもカッコイイです。店主もやってみたい)
そんなヨモヤマはさて置き、久しく日本に入ってこなかったホイールが入荷してきました。
 Rolf PRIMA-ロルフ プリマ-TDF38SLホイールです。
昔からロードレーサーに乗っている方は、ロルフというメーカーのホイールに聞き覚えがあると思います。 90年代後半から2000年代初めまで、トレックの完成車に標準装備されていました。 僕も勘違いしていたのですが、トレックは今までクラインやゲーリーフィッシャーなどのメーカーを、傘下に吸収してきましたが、ロルフも吸収されてボントレガーホイールになったんだと思ってました。
でも実はロルフとトレックは5年契約していて、契約期間が切れたからロルフがもういいよって感じで離れたそうです。 そこからは日本に輸入代理店がなかったのですが、この度新たに輸入してくれる代理店ができて、正規輸入されることになりました。
ロルフの特徴はその独特のスポークアレンジにあります。
 通常は左右のフランジからでたスポークは、リム部に1本づつ均等に配置されていきますが、ロルフはご覧の通り、左右からのスポークがほぼ同じ部分に配置されます。
通常の組み方のホイールでは、ホイールが高速で回転すればするほど、スポークが面の役割をして横風の影響を受け、下りでのコーナリングや横風の強いときに車体が安定しません。 エアロスポークを使えばなおさらです。
ロルフのスポークアレンジでは、スポークによる横からの空気抵抗を限りなく少なくして、横風の影響を少なくしています。またこうしたアレンジにする事で強度を保ちスポーク本数を少なくして、ホイールが高速回転する時の空気抵抗も他社製品よりも低くしています。
 リヤハブのフランジは反フリー側が大きくなっています。これもこの特殊なスポークアレンジに貢献しています。 余談ですがカーボンホイールとアルミホイールのミドルグレード以上は、フリーボディがチタン製となっています。
このTDF38SLカーボンホイールは、いわゆるミッドハイトのリムを使用しています。(リムハイトは前後とも38mm) スポーク本数はフロント14本、リヤ16本、重量がそれぞれ実測504g、710gとなっています。 ミッドハイトなので、平地の高速巡航もいけますし、50mmハイトのホイールより軽量なので山岳もいけるオールラウンダーです。 販売価格は236000円で、プラス30000円弱でセラミックベアリングにアップグレード可能です。 他社メーカーと比べて、価格もかなり魅力的です。
詳しくは輸入代理店のJSK cycling forceのサイトをご覧下さい。
当店にはあとアルミホイールのVIGOR SLが入荷してきました。

 VIGORも同じスポークアレンジメントで、リムハイトは前後共36mm、重量がフロント670g、リヤ890gです。 販売価格は103000円で(訂正です。103000円はただのVIGORで、このVIGOR SLは107000円になります)、この軽さでこの価格はかなり魅力的です。(他社製品より若干リムハイトが高いので、それを考慮にいれています)
店主もサンプルを早速、使用してみて後日インプレッションを書きますので乞う!ご期待です。
見た目も他にはないですし、かなり乗り味も変わると思います。まさにチェンジ!そしてゴー!です。
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